ハワイの歴史・文化

6.Ho'oponopono ホオポノポノ

ホオポノポノHo’oponoponoってどんなもの?

「ホオポノポノHo’oponopono」も「アロハ」と同じように、色々な解釈があります。
ハワイの人たちの中で最も重要視されていたのは家族や先祖とのつながりでした。ホオポノポノはオハナ(家族やその一族の集まり ohana)の中で起こる様々な問題をみんなで解決するための方法です。
ハワイでは病気や問題が起こる原因は、必ず心が関係していると考えられていました。個人の問題に見えても、実はその人に繋がる全てのオハナの問題となるため、全員が参加して話し合い、祈り、解決法を考え、感謝し、最後に全てを受け入れ『許す』、という作業をします。原因が何であれ、問題を抱える人は『許し』を請い、得ることができました。
一つの問題に関してホオポノポノが終わると、その後同じ事については一切触れることはないそうです。ですので、大切な問題ほど真剣に話し合われ、費やされる時間も大きかったのではないでしょうか。


セラピストとしてのホオポノポノ

lomialoha(ロミアロハ)ではロミロミセラピストと関連付けて解釈をしているホオポノポノについて、ご紹介したいと思います。
ロミロミは大自然の気マナを感じ自分が媒体となり、クライアントに施術を行います。その時、クライアントに必要なことを見極めるためには、自分自身の心がクリアで穏やかな状態にしておくことが大切です。セラピストも日常の生活の中で、色々な場面に遭遇し、常に心がクリアな状態でいられるとは限りません。だからこそ、自分と向き合い、今の状態を把握し、受け入れ、丁寧にほどいていくホオポノポノの作業がセラピストとして必要なのです。また、尊敬の念や感謝の意がなく自分の価値観で判断してしまうと、どこかにおごりが出てしまい、それが相手に伝わってしまいます。
アロハの言葉、『優しさ』『調和』『思いやり』『謙虚』『忍耐』を一つずつ確認してみてもいいかもしれません。そうしてクリアになった状態で、ロミロミをさせてもらう機会に感謝して施術を行うことにより、ヒーリングとしての効果が高まるのではないでしょうか。

ロミロミを学ぶ時にも、セラピストになってからも、アロハの心が根底にあることを意識し、ホオポノポノを使って常に自分をクリアにしておくことがとても大切なのです。

 

 

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